
◆お客様とのコミュニケーションの場づくり
当社は昨年、オフィスリニューアルをおこないました。その目的は二つあり、一つは営業職のワークスペースの拡大。もう一つは、お客様との打合せやプレゼンテーションなど接客の機能を強化することでした。
そして、特に後者を重要視し、お客様とのコミュニケーションの場をどのように構成したらよいか、どのような仕掛けが可能なのかということで、いろいろなアイデアを盛り込みました。
◆コラボレート空間を用意
お客様とのコミュニケーションと一口に言っても、所謂、テーブルを挟んでの対面型だけでなく、実際にはいろいろなシーンがあります。というのも、当社は生鮮食材の加工とその販売をおこなっており、コンビニエンスストアや外食チェーンといった業態のお客様に製品を提供しています。
そのため、製品そのものだけでなく、それを使用したお弁当やメニューなどサンプル品をつくって提案をしています。
そこで、以前からあった厨房のフロアを全面的に改装し、お客様をお迎えできるように大きなテーブルを設置。インテリアも整えて『キッチン・スタジオ』と命名しました。お客様と、お弁当や新メニューについて検討する。ある意味、コラボレーションがおこなえる空間にしたのです。

▲「キッチン・スタジオ」内の様子。
このような作業台がもう1台ある。
清潔さを保つため天板には人造大理石を使用。
同時に、一般的な打合せの空間も必要です。限られたスペースを有効に使うために、人数やシーンに応じた使い分けができるようにバリエーションを持たせました。
◆さまざまな効果
今回のリニューアルによってオフィス機能の向上を図ったわけですが、効果はそれだけにとどまらないと思います。企業の考えが形になって現れたオフィスというのは、お客様も含め取引先様への情報発信、コミュニケーションツールになると思います。それに、よりよい人材を得るリクルート効果もあります。さらに大きいのは、ここで働く社員にとっても、自信を持ってお客様をお招きできる場になったこと、それが、仕事へのモチベーションにつながることだと思います。